2006年10月03日

「こわい話をしてあげる」 中井紀夫ほか

【内容】中井紀夫、黒崎緑、石塚京助、結城真子の4人による恐怖小説のアンソロジー。
【感想】一話目(中井紀夫)が一番恐怖小説らしい話だった。でも私の好みは2話目(黒崎緑)と4話目(結城真子)。ミステリ仕立てやサイコホラーの方が好きだな。
  


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2006年10月03日

「遺伝子が解く!万世一系のひみつ」 竹内久美子

【内容】「週刊文春」に連載されてたものをまとめた本。「男にとって女性の腰のくびれはどんな意味を持っているのか?」「スーパーで買ったシジミを飼育することは可能か?」などの読者からの幅広い質問に遺伝子学の観点から答えている一問一答形式の本。
【感想】タイトルからして今話題の天皇家の事について書いてあるのかと思って読んだのに、天皇家の事はわずか数ページ。まあ、それ以外のページも面白かったから別にいいと言えばいいけど。この人の本はいつ読んでも面白い。でも前に違う本で書いてたことと同じ内容がたまに出てくる。まあ、読者からの質問に答えてるわけだから既出のことを聞かれることもあるのは仕方がないんだけどね。
  


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2006年08月31日

「りんごは赤じゃない」 山本 美芽

【内容】神奈川で中学校の美術教員をしていた太田恵美子さん。彼女の生徒たちは中学生とは思えない作品を作り上げ、また同時に自身と正しいプライドを身に付けていく。彼女が教員になった理由や、彼女の授業の記録などをつづった本。
【感想】確かにこの人はすごい。信念を持って授業している。こんな人の授業を受けられたら幸せだろうな、と思う。子ども一人一人をしっかりと見て認める。教師としての毅然とした態度。ほんま理想やね。見習うべき点が多々ある。でも授業展開や教材選びについては美術科だからできるんだろうな、と思う面もある。例えば数学であそこまで調べ学習を用いることができるか?いやできない。また、評価についても数学には明確にできるできないがあるから、いくら努力してもできない者によい評価をつけることは出来ない。解けてなんぼだ。……そう思ってしまうこと自体が間違っているんだろうか?
  


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2006年08月22日

「アトピー息子」 まついなつき

【内容】男3兄弟の母親である筆者が、三男のアトピーが落ち着くまでの一年間の生活について書き下ろした本。
【感想】うちの娘はアトピーじゃないからよくわからないので、単純に「すごいなー」「大変だなー」と他人事のように読んでしまった。でも多分自分の子がアトピーだったらとても参考になると思う。アトピーとの付き合い方ってだけじゃなく、育児の上ではなんでも、筆者のように試行錯誤した上で自分のやり方を信じる事が大切だと思った。
  


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2006年08月17日

「書店ポップ術」 梅原潤一

【内容】ある一人の書店員が書いたPOPの紹介と解説。
【感想】書店に行けばほぼ必ずあるポップ。この文ひとつで買ったり買わなかったりするが、この筆者のポップはすごい。載ってる本のほとんどを読みたくなる。本もそうやけど、なんでも売り方って大事やね。私も的確にポイントを捉えられるようになりたいなあ。
  


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